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初撮り

撮影の仕事は今日が仕事始め。いつもと変わらない日常のスタートですが、やはり気合が入ります。

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土吹雪

全国ニュースでは北海道も大雪が話題となっていますが、広い北海道、大雪の中心は日本海側で太平洋側はほとんど雪がありません。ここ十勝ではこの数年雪のないお正月が当たり前になっています。昨日今日と低気圧の影響で強風が吹き荒れて、日本海側では吹雪になっているようですが、十勝ではうっすら積もっていた雪が最初こそ地吹雪になったものの、すぐに雪が吹き飛んでむき出しになった畑から土が舞い上がって砂嵐のようになりました。タイトルの言葉は気象用語にはありませんが、今日の空模様を言い表すとしたらこれしかないと思います。大雪は困りますが純白の雪景色は恋しい新年です。

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しめ縄ストラップ

仕事始めに備えて一年のはじめにカメラのストラップを交換しました。フリーランスになってからずっと使い続けているDOMKE製のもので、厚いキャンバス地の中に滑り止めのゴムが織り込んであり、使い込むと色落ちしたりほつれたりしてダメージジーンズのようになります。このダメージの具合がその年の仕事ぶりを表していて、交換しながらこの一年のあれこれを思ったりするわけです。写真屋にとって一番大事な道具を支えているストラップはご神体を守るしめ縄のような存在で、交換した真新しいストラップで初仕事に臨むと「今年もいっちょやるか!」と気合が入ります。

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思いを託す

gallery「海を見ていた」は2台の6✖️6判のフィルムカメラで撮影しています。1台は1950年頃のROLLEIFLEX、もう1台は同じ頃に作られたSolidaで、どちらも終戦直後のドイツで製造されたカメラです。ROLLEIFLEXのレンズの銘に入っているOptonとは、終戦によって東西に分断されたZeiss社の西ドイツ側に残った設備と技術者を使って造られた暫定のブランドです。Solidaの背面の製造国表示には連合国占領下のドイツを表すMade in Garmany US Zoneの刻印があります。戦争によって何もかも失なった技術者たちの、それでもカメラを造ることで得た希望と矜持を製品に託した気持ちが伝わってくるような気がします。コロナを戦時下に例える表現もありますが、普段出番のないスクエアフォーマットのカメラを使ってみたくなったのは、カメラの出自と今の自分の置かれた状況がシンクロしているからだと思います。今が戦中なのか戦後なのかはまだわかりませんが、技術者たちが願った戦いの後の平和な世界を写していこうと思います。

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Restart!

ホームページをrestartしました!新しい年に気持ちも新たに再出発します。

このページを見てくださる皆さんにとっても新たなスタートの一年になりますように。