いつもネコのような生活のお嬢さまなんだけど、今朝の散歩で新雪を漕いできたからか、いつにもまして脱力モード。カメラを近づけてみたら「今はほっといて・・」という顔でふりかえりましたw
月: 2022年1月
若いカメラマンの勉強の場に立ち合わせてもらいました。歳こそ40歳近く離れているけど、脳内に描いてる妄想には年齢差は関係なさそうですw
積もった雪が風で飛ばされるのが地吹雪ですが、今日は湿った重い雪が舞い上がらずに地面を這うように流れてゆくだけでした。
多雪の置き土産、屋根の積雪が雪庇になりました。今回は水分を多く含んでいるので落下した時の破壊力も相当なものです。「大雪の後は軒下に入るな」北国の掟です。
大雪の名残で道幅がせまい中をいつものスタジオへ。入り口に並ぶスタッフの靴のラインナップが雪の深さを物語っていました。
帳尻はきっちり合いましたw。分割払いの日本海側と一括払いの太平洋側。雪の「大人買い」は気風よく一括払いだ!
ずっと雪のない十勝でしたが、とうとう帳尻を合わせる時が来ました。毎日降り続く日本海側と対照的に、太平洋側の十勝では冬はほとんど晴天。雪は一冬に数回まとめて「ドカッと」降ります。明日は爆弾低気圧が太平洋側を通過するまさしく「ドカッと日和」になりそうです。
雪化粧というにはあまりにも薄い、ほんのり薄化粧の朝でした。道内の豪雪地帯に暮らす人から見れば除雪の手間も要らずクルマの運転にも気を使わないことをうらやましがられそうですが、手放しで喜べない事情もあります。穀倉地帯の十勝では秋に植えた小麦は雪のふとんに包まれて冬を越します。むき出しのまま寒気にさらされ続けると深刻な影響が出かねません。農家さんだけじゃなくこの地に暮らす人は少なからず根雪が積もらないと気持ちの底が落ち着かないのです。
午前10時で−10°。北海道はここから1ヶ月が一年で一番寒い季節になります。1月の末まで一日を通して気温が+にならない「真冬日」が続来ます。日中の気温が0°になると「今日は暖かいね〜」という挨拶が交わされるのが十勝あるあるです。
立っているモデルさんの上半身を撮る時、モデルさんの胸元あたりの高さで撮影することが多いのですが、相手の身長に合わせて多少上下するもののほぼアイレベル(自分の目の高さ)で撮ります。今日の現場で仲間の梶子が同じ場面を脚立にのって撮っているのを見て、カメラマンの身長によって同じアングルでも苦労があることに思いがいたりました。190cmあるモデルさんなら私でも脚立のお世話になるしかないし、逆に190cmのカメラマンであれば中腰を余儀なくされます。一人で撮影している現場では意識することがない気付きでした。