世界中の犬たちがヘソ天で寝られますように。
北海道に住む前は、北国の春は雪解けと共に緑が芽吹いて・・なんて勝手にイメージしていましたが、実際に住んでみると4月は彩りが少ない世界でした。一年の中でも、紅葉が終わって雪が降るまでの12月と、雪が消えて新緑が芽吹くまでの4月は一番殺風景な季節です。4月を迎えると積雪期の白一色の世界はなんて変化に富んでいたのだろうと懐かしくなります。
アートは自然発生するのか、発見されるのか・・
北海道に春を告げる現象はいろいろありますが、その中で目に見えて分かりやすく、きっぱり春が来ていると実感するのが「防雪柵の解放」です。毎日順々に作業が進んでいって、その途中に冬と春の境目が現れ、冬の間閉ざされていた視界が開かれると気持ちが解放されたような爽快感を感じます。
陽射しが日毎に強くなり、冬毛のお嬢様の日向ぼっこは暑そうです。体が温まると玄関の土間に横たわってクールダウン。サウナと水風呂を行き来して、すっかり整っている様子(笑)
路地裏の生態系。
いつもの散歩コースにもふきのとうが顔を出しはじめました。でも北国の春はここからが長い。木々の芽吹きまでにはあと一月の焦らし期間が待っています。