今日は大気の状態が不安定で晴れたり急に雨が降り出したりを繰り返していました。ここ3日間は一日の中で最低気温と最高気温の差が20°C以上もあったりと気まぐれな天気が続いています。十勝の5月はこんな日が多く、ひと月の中に冬と夏が同居しているようです。
毎年スタッドレスから夏タイヤ(寒冷地でのみノーマルタイヤをこう呼びます)に履き替えるのはGW明けの頃にしています。GW中やGW明けには結構積雪に見舞われることがあり、過去には5月10日に30cm積もったことも・・今年は夏タイヤを新品に交換したので文字通りのタイヤ交換となりました。
northern sunset
春分の日を過ぎて昼間の時間がどんどん伸びていって、西に向かう道路のはるか北側に太陽が沈みます。この先夏至に向かってますます日照時間は増えて、6月に入ると日の出から日没までが300°くらいになって今まで全く日の当たらなかった建物の北側にも朝と夕方に日が当たるようになります。建築写真を撮る者にとっては嬉しいような辛いような季節がやってきます。
毎年こどもの日に開催されていた白糠町の食のイベントが3年ぶりに開催されました。HPや商品撮影でお世話になっている「茶路めんよう牧場ーレストランクオーレ」とチーズ工房「白糠酪恵舎」が中心となって行なわれるこのイベント、提供される料理は本当に美味しく、そもそもの食材(と原料)の質の高さがはっきりわかるものばかりです。知る人ぞ知るイベントだったのですが、コロナの規制が緩和されたこともあってか例年にない大盛況でした。とは言えそこは道東の山の中の会場です。人出はあっても密度は薄く、広い牧草地の客席でのんびり楽しむことができました。
いつものお散歩コースにあった防風林が伐採されて妙に見通しがよくなりました。樹の影になる畑の生育が遅れたり、強風で飛んだ枝が機械に絡まったり、最近では無人運転するためのGPSの電波が拾いにくいなどの理由で防風林を切ってしまうことが多くなっています。それに比例するかのように春先の砂嵐がひどくなっていて、植えた種や苗が飛ばされたりします。その時その時の利益をとっているつもりでも長い目で見れば損をしているのかも知れない・・樹の成長のように長いスパンで見なければわからないことが多いものです。
5月に入り木々が一斉に芽吹いてきました。ここから春は一気呵成、ヒバリの声がにぎやかな季節になりました。
散歩の後はブラッシング「させてあげるから」。
先日の爆風で秋に植栽した芝生が植え付ける前の姿に戻っていました。
昨日までの強風もおさまり春の柔らかい日差しが戻ってきました。庭の桜も満開、日高の山並みには残雪。のどかなお散歩日和です。
タイヤに踏まれ、除雪車に削られ、人知れずアートになりました。