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長旅 melancholic 11

バスを待つ間バス停から見えた古刹に立ち寄りました。参道の椿は落花の時期で、風情がありました。長崎の旅ではふだん見ることのないこの花にひかれます。

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First of May

白樺もカラマツもすっかり芽吹いて視界は緑一色になりました。遠景の日高山脈には残雪の縞模様が、近景の畑は春耕の縞模様が刻まれて、冷涼な空気に太陽の暖かさがありがたい。一年で一番心踊る季節がやってきました!

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長旅 melancholic 10

長崎市内からバスで20分、港町茂木にある孤高の揚げ物屋「田口天ぷら店」長崎滞在中一度はここの揚げ物でランチします。熱々を買って埠頭に座って食べる気分は最高の開放感!ただしトンビには要注意です。6年前は口元に運んだイモ天を見事にさらわれましたw

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長旅 melancholic 9

老舗喫茶店「富士男」。ここの名物メニューのフルーツサンドは吟味された果物と上質の生クリームとパンでできていて、「上等」という言葉が似合う逸品です。上等と言えばこのお店自体もすごくキチッとしていて、従業員の白シャツと蝶タイもピシッと決まっています。

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長旅 melancholic 8

初夏の陽気が続いていた長崎。歩き疲れて思わず横丁の銭湯に飛び込みました。何の用意もしていなかったので、使い切りのシャンプーと石鹸を買って、タオルは無料で貸してくれました。中は全タイル張りの昭和レトロで雰囲気満点でしたが、市内ではもう3軒しか残っていないとのことなので、こんなふうに飛び込みでひとっ風呂なんてことはもうできなくなるかもしれません・・

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長旅 melancholic 7

官庁街の外れにある、間口一間の食堂で昼を食べました。店に同化したような店主夫婦が作るカツカレーは懐かしい味でした。この店、客席があまりに狭いため、カウンターの奥に座った客は店を出る時に厨房の中を横ばいで進む必要があります💦

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長旅 melancholic 6

いつも長崎行きでは事前に目的地を決めないことがほとんどで、今回もそれは同じでした。初日は市内からバスで1時間、東シナ海に長く突き出した半島の突端にある野母崎へ。昼に入った漁師直営の店で刺身定食を頼んだところ、ネーミングとのギャップが大きいこんな定食が出て来ました。白身5種とイカとエビが豪快に盛られていて、即座に飯のおかわりを頼みました。

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長旅 melancholic 5

迷宮の宿、部屋からの眺望が極めて長崎的でした。猫になってどこにでも行ける気分になりますw

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長旅 melancholic 4

迷宮はやんわりと静かに待っていてくれました・・

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長旅melancholic 3

今までいろんな宿に泊まって来ましたが、今回のゲストハウスは一味違いました。市電の終点から旧長崎街道を進み、古い石橋を渡っていくと神社の鳥居が見えてきます。この鳥居をくぐって、稲荷のお狐様の石像の手前を曲がると宿の入り口に続く階段があります。つまり神社の境内からしか入れない・・私は勝手にこの宿を迷宮と名づけましたw