南米原産の馬鈴薯は、最初花を観賞するためにヨーロッパに伝わったということです。帯広畜産大学で馬鈴薯の研究をしている先生から聞いた話では、ほかの作物に比べて馬鈴薯の研究者は非常に少ないとのこと。馬鈴薯は遺伝子が芋で継承(クローン)されるため、種子で保存できる作物のように保存ができないので、品種改良のためにはどうしても毎年栽培をし続ける必要があるからだとか・・研究を続けるほど芋づくりに汗を流さなければならないところが大変でもありかわいいところでもあると。北海道に伝わってから絶やすことなく継がれてきた努力を私たちは毎年鑑賞しているんですね。
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